2012年3月28日水曜日

「昔は玄米や粟・稗などを食べていたのが、江戸時代~明治にかけて白米を食べるよ...

「昔は玄米や粟・稗などを食べていたのが、江戸時代~明治にかけて白米を食べるようになってかっけが大流行し、死者まで出た」という話を子供の頃聞いたのですが、現代の日本人は昔よりはるかに白米を食べていると思います。(最近の玄米・発芽玄米・雑穀のブームは別として)

だけど周りでかっけになったという話は聞いたことがありません。どうしてでしょうか?







江戸で白米を食べることが流行したことによって脚気にかかる人が

増え、「江戸病」と言われていました。

当時の人々は、肉食をしなかったので、豚肉などに多く含まれる

ビタミンB1が不足したためです。現代人は、白米を食べていても、

他の食材からビタミンB1が摂取でき、昔ほど不足することはないため、

脚気まではならないようです。しかし、食生活が乱れている人は不足する

可能性はあると思います。疲れやすいなどの症状がでるようです。

http://www.dole.co.jp/column/search/b_html/b039.html

http://www2.neweb.ne.jp/wc/hooko/VITM.HTML








「かっけ」はビタミンB1の不足によりなります。

ビタミンB1は豚肉や鶏肉、玄米に多く含まれています。

飽食の現代では玄米を食べなくても他の食品から摂取できるので白米が主食でも「かっけ」にならないのです。

現代の日本でもインスタント食品ばかり食べている人は、なる人もいるそうですよ。







他のおかずで栄養バランスが摂れているからではないでしょうか。たしか、昔に比べると白米の量は減っているというデータがありました。

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