2012年3月28日水曜日

seika様 お忙しいところすみません… ミクロの汚れ、という表現なのですが、見た...

seika様

お忙しいところすみません…



ミクロの汚れ、という表現なのですが、見た目に何もなさそうであれば、気にしないということですか?




私はお手洗いに入って、体にトイレットペーパーのかけらや端っこが服に当たるだけで、気持ち悪くてベッドなどには触れなくなります。



また、お手洗いに行くと、2、3回に一度は、体に何か跳ねた感覚に襲われます。

水気が跳ねる感覚です。尿ではないかと心配になります。



手に感じる時もあれば、足首、膝などにも感じます。

洋式トイレで、女性が足首や膝に跳ね…というのは物理的におかしい気がします。

でも不安になります。

普通に部屋にいるときも、この「水分が体に跳ねた」という感覚は起こります。

実際体に何か飛んできた感触があるんです。

周りに水気が一切ない時もです。



最後に、お手洗いで陰部を紙で拭いた手で、服などを元に戻すために触るのは仕方ない事ですよね。



早く治りたいのに気持ちばかり焦ります…







◆補足について

ご質問者様の強いお気持ち、拝見でき本当に嬉しいです



セロトニンを増やす薬はアナフラニールです

セロトニンを効率よく使うよう作用する薬は、ルボックス、デプロメール、パキシル、ジェイゾロフトで、SSRIと呼ばれます

ご質問者様はデプロメールが体に合わないということでしたね

薬を変えると副作用が出ない方も多いですよ



また、食材からセロトニンをとっても、強迫性障害には効果がないという記事を読んだことがありますが、実際は研究段階です

セロトニンの原料はトリプトファンというアミノ酸です

トリプトファンだけではセロトニンにならず、ビタミンB6が必要です



トリプトファンを多く含む食材を意識してとってみてください

バナナ・豆乳・牛乳・ヨーグルト・プロセスチーズ・ひまわりの種・アーモンド・肉類・糸引納豆・すじこ・たらこ・白米・そばなど



ビタミンB6を多く含む食材

鶏むね肉、レバー、赤ピーマン、バナナ、大豆、玄米、さけ、まぐろ、いわし、さば、かつお、さんま、にんにくなど



頑張ってくださいね

本当に応援しています



2000字、超えているので少し削除させてください



①陰毛

ご質問者様の場合、生理的に受け付けないことが不潔恐怖の根源という印象があります

体やスポンジに陰毛がついても、不潔恐怖ではない方は陰毛に注意を払っていないのです

生理的に気持ち悪いという感覚は、行動療法などによって、変えていくことは可能です





1 スポンジや体に陰毛が付いていた場合、3回まで、体とスポンジを湯で流してよい

2 2回だけ体とスポンジを湯で流してよい

3 1度だけ体とスポンジを湯で流してよい

4 湯で流さない

5 就寝前、自分の陰毛を触り、手洗いせずに寝る



行動療法では、このように段階を追って、陰毛への不快感になれ、生理的に気持ち悪いという感覚を変えていく治療を行うと思います

ご質問者様にとって、嫌悪感で『こんな治療は受けられない』と思われるかもしれません

入院中の私の体験を書かせてください

私は血だと思う赤いものを触ることができませんでした



主治医から、他人の血液が入った点滴のチューブを顔に巻きつけられました

最初、苦痛で3時間後、顔を洗いました

2度目は入浴時間まで、6時間何とか我慢しました

3度目、就寝前にチューブを顔に巻き付け、そのまま寝ました

こうして、40回以上この治療を行っていくうち、赤いものを何とも思わなくなりました

あとで、主治医から『チューブに入った血液は健康な人の物です。もう1つ、皮膚は怪我をしていない限り、細菌から体を守るんです』と聞かされました

こうして、私の赤いものを拒否する症状は完治しました



陰毛については、気持ち悪いという感覚は、変えていく治療をされた方がよいと思います

日常生活や恋人との関係において、マイナスになるからです

恋人が今いらっしゃるか分かりませんが、特に恋愛については陰毛のことは問題になると思います



『この感覚が変わるのか?』と思われるでしょう

しかし、治療によって感覚は変わります

気持ち悪いという感覚が減ります





健康な方は何も見えなければ気にしません

というより、例えば、よだれや尿があると認識して初めて掃除をします

例えば、床に水分があっても、水だと考え、簡単に拭き取るだけです

よだれ、尿などを気にするのは、不潔恐怖の症状です

ご質問者様が不潔恐怖が治癒すれば、よだれや尿などをほとんど気にしなくなるのです



③ペーパー

◆日常生活で困ることですよね

今すぐには、挑戦できないと思います

しかし、いずれトイレットペーパーに触れ、そのまま就寝する訓練などにより、気持ち悪いという感覚を変えていく治療が必要でしょう



④跳ねた感覚

強迫性障害の方は、脳内の神経伝達物質のセロトニンに不足が起こります

セロトニンの不足により、不潔・確認・加害恐怖などの感覚が敏感になります

実際、水がない場所でも、体に水、尿などが飛んできたと感じることは不思議ではありません

敏感になるがゆえ起こる症状です



火事恐怖の患者さんの症状で『今、ライターが付いているか、消えているか自信がない』という方がおられます

セロトニンの量を増やす薬を飲むと、ライターの火の判断ができます

ご自分が気にされることでは、曖昧な感覚に襲われます

ご質問者様が、水がない環境で『何か飛んできた』と感じる症状は医学的に理由も理解されています

一言で言うと、セロトニンの不足です

セロトニンの不足は不安・恐怖の心理状態を作り出します

鍵を閉めたか、確認を止めることができない方もセロトニンの不足が原因です



⑤陰部

手洗いしてから、パンツを上げる人はいないでしょう



今、お辛いと思います

強迫性障害が改善すれば、セロトニンの量が増えていくことも証明されています

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